封じ手

二日制のタイトル戦において、1日目の最後の指し手を、盤上に指さずに紙に記録すること。
手番の人が次に指す手を相手に解らぬように記入して封じる。これを二通作り厳重に封印して金庫に一通、立会人が一通保管する。翌朝、封じ手を開封し、対局再開となる。7七銀など最初は記号だけを書いたが、一説には阪田三吉八段が字が書けなかったため、図面に矢印を書き入れることを併用する今の方式になったと言われている。
また、他の記録では昭和2年3月に指し掛け将棋の公平を図るために報知新聞記者で東京将棋連盟評議員の生駒記者が制度化したものとも言われている。当時は指し手の符号を紙に記入する方法だったが、間違いやすいので、現在では1日目の最終手直前の図に封じ者が赤色の→印で示している。囲碁界でも封じ手は将棋界を真似て同じ方法を採っている様だ。

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