実力名人戦始まる

昭和10年6月16日(1935) 東京・丸の内「蚕糸会館」7階、日本間の一室で「名人位決定戦八段リーグ戦」(東京日々、大阪毎日)の開催を飾る花田長太郎八段 対 金子金五郎の対局が6月16,17日に行なわれた。結果は144手で花田が勝った。
初の実力名人の決定方法は土居市太郎八段、大崎熊雄八段、金易二郎八段、木見金治郎八段、花田、木村義雄八段、金子の七人の八段による二回総当たりの特別リーグと普通棋戦の合計得点が一位の棋士を名人とするものだった。
樋口金信は、観戦記で
  「嗚呼、その日は来た!!」とこの歴史的第一号を書き起こしている。

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